フェルメールの作品が数多く残るオランダ 3
17世紀といえば、オランダ絵画にとっても黄金時代。
"光の画家"として知られる肖像画家レンブラントや、生活のひとこまを優しい光の中に描いたフェルメール。
そして庶民の暮らしを生き生きととらえたヤン・ステーンやフランス・ハルスなど、宗教画が主流だったヨーロッパの絵画界にあって、のびやかに人間らしさを描きとめる画家たちを次々に生みだした。
世界の海に雄飛する自由かつたつで闊達な空気と、新典市民層の豊かな財力を背景にして、宮廷や教会を飾るためではない新しい芸術を開花させたのだ。