フェルメールの作品が数多く残るオランダ 8
全コレクションが移管されると同時に、バールレムやハーグに散在していた作品も集められ、オランダ絵画の一大コレクションが形成された。
また、絵画だけに限らず、オランダの工芸品の収集にも力が注がれた。
そして、開館後も増え続ける収集品のために、くり返し増築が重ねられ、そのつど展示室も近代化され、整備された。
その過剰な装飾をとりのぞいた洗練された空間は、いかにも名画鑑賞の場にふさわしい。
日本とは違ったこのような環境もまた、素晴らしい作品を生み出すいいきっかけになっているのかもしれない。